波瀾万丈上等!アラフォー留学、婚活からの今

35歳でスピード離婚し、35歳でNY留学。 帰国後婚活を始め、仮交際から2ヶ月で結婚に至り その後の生活をあれこれ書いてます。

学校始まって僅か3日目で私が涙した理由。

 

woman sitting on bed while holding mug

34歳にしていきなり人前で泣くなんて大人気ない…誰もがそう思います。

でも状況に耐えられなくて相談していたら感極まってしまい、涙してしまいました。

 

泣いた理由は、

そもそも日本の留学学校のスタッフから聞いていたことと現実の環境が大きく違ったからです。


聞いていた事、確認していた事と現実が異なっていた点は、

  • 早く着けば部屋のベッドを選べる→実際は全く選べない
    このために私はお昼に着く便を探し、乗り継ぎ便しか選べませんでした。そして早朝の便しか該当がなかったので、午前2時に家を家族一緒に出発し、午前6時発の便に乗りました。しかし実際到着してみると全く選べる状況ではなく、残されていたベッドは二段ベッドの上のみ。おまけにルームメイトはアジア人で固められていて、その2人の生活感が汚かったので余計に困りました。
    レジデンスオフィスに相談し初めて部屋を変えることで解決しました。

  • 選択したコースは社会人専用 →実際は学生と混じっているコースのクラス
    ここは自分が非常に重要視していた事でした。なぜなら学生と一緒に勉強しても状況が違うのであまり勉強にならないと思ったからです。そのため何度も確認しました。30代も多くいると聞いていました。キャリアがある社会人と一緒に勉強し、お互いの仕事についても情報交換する、そんなことを想定していました。しかし実際はクラスメイトの半分が学生のクラスで、勿論自分が群を抜いて一番年上。みんな若いせいか何も気にせず歳を聞いてくる状況がかなり多く、本当の歳を言うべきか困ってしまいました。なぜなら一度ルームメイトに歳を聞かれた際に34歳だと答えたら、かなり引かれたからです。どうして来たの?とか今から勉強するの?とか。
    ここには本当に残念で仕方ありませんでした。実際は25歳以上のクラスのはずなのですが、あまりにも受け入れの数が多いせいで結果的にそうなってしまったと後から現地のスタッフに説明されました。それでもどうにもなりません。既にレベル分けされて配置されているわけで、このクラスでやっていくしかないのです。

  • プロフェショナルな教師が集まっている→実際はパートタイム、アルバイト教師
    カリキュラムは独自にロジカルに大量のデータに基づき作られ、教師はプロフェッショナルな経歴のある教師経験者であると聞いていました。が、実際はパートタイマーのお小遣い稼ぎな感覚でやっている先生がいました。実際先生自身が自分の口でそう言っていたのと、あとで知り合った日本人の子からも同様なことを聞いたからです。NY校は大きいのでまだまともな方ですが、それ以外のシティの学校はほとんどがアルバイトだそうです。その社会人の日本人の子もサンディエゴで最初受けていましたが20歳以下の学生がほとんどで、教師もアルバイトのため、これじゃ勉強にならないと学校を変えたそうです。


  • 学校から電車で35分でマンハッタン →実際は1時間21分
    自分でもっと調べておくべきでした。電車ではエクスプレスで早くても49分。そして肝心なのは学校から駅まで徒歩で21分もかかるということ。全くその話は聞いていませんでした。シャトルバスが夜から出ていますが、30分に1回でしかもただのバンなので生徒で溢れかえって乗れないことも。私は現地の人と交流したりすることが勉強への近道だと思っていたので、現地の人と触れ合えるシティへ頻繁に行ける環境だから安心と思い込んでいましたが、現実は全くそうではなく往復で2時間以上かけなきゃ行けないこと、電車賃がオフピークでも10ドル以上かかること、全く知りませんでした。メトロ(地下鉄)は安いからと聞いていましたがそもそもシティまでいくのに地下鉄なんて使いません。地下鉄が通っていない地域から行くのです。

  • 日本人は全体の7%、ヨーロッパ人が大半→実際はアジア人が大半、特に韓国人
    行く先が日本人だらけだったら意味がないと思っていたので事前に確認した際、日本人は僅か全体の7%しかいないし、本社がスウェーデンなのでアジア人よりもドイツやフランスなどのヨーロッパ人が多いと説明を受けました。でも実際きてみると大半が韓国人で、続いて中国人、サウスアメリカ、ヨーロッパの順で、私が最初に指定されたルームメイトも韓国人と台湾人でした。

 

 

上記のことは本当にショックでした。着いて早々、聞いていたことと現実が異なることがわかり、どうしたらいいのか本当に困惑してしまいました。何よりも、事実と異なることを言われたことがショックです。
曖昧なこと、不確かなことはそのままその通り言ってくださればいいのです。
ただお願いしたいのは、嘘をつかないでほしい、ということです。

 

 

 

二段ベッドはかなりキツイ。暮らしてみてわかりました。不便です。
子どもならまだしもましてや30過ぎた女性が毎回よじ登り降り、なんてことしてたら腰が痛くなってしまいました。しかも梯子から転げ落ちました。

部屋の状況も何とかして欲しいし、クラスの事も状況が理解できないため、現地のオフィスに相談しに行き、そこでちょうど自分のメンター(個人を担当する先生)にあたり、状況を説明しているうちに感極まってしまい泣いてしまいました。

この留学のために、たくさんの人が応援してくれました。
両親、家族は勿論、沢山の友人。会社の同僚、上司。
みんなが励まし、応援し、背中を押してくれました。
この留学のために、会社も思い切って辞めました。
出発の早朝、家族は深夜1時過ぎにも関わらず空港まで一緒にきてくれ、搭乗時間の早朝5時まで私に付き合い、笑顔で見送りしてくれました。
そんなみんなからの応援を、なんだか台無しにしてしまったような気がしたからです。

 

 

そもそも、元々この留学を申し込んだ際から担当してくれた方々の対応に不安を覚えていました。
・他の申込者の情報を誤送信してきたこと(指摘しましたが問題の自覚と謝罪なし)
・ほぼ毎回のペースでメール文面に致命的な誤字脱字があること(自覚と謝罪なし)
・入金後はこちらが質問しない限り一切フォローの連絡がないこと

つまりまともなビジネスマナーやモラルが欠如しているのです。果たしてサービス提供者として本当に自信を持ってビジネスを行なっていると言えるのでしょうか。

こちらは決して安くない大金をこの留学のために不安ながらも支払っているのです。

留学は誰しもが不安を覚える大きなチャレンジです。
例えそれが私のような30代でも。人生において大きな決断をし、踏み切った一歩をサポートするのがそちらの役目ではないでしょうか。

 


それについて、他の申込者のためにも改善をと思い、LinkedInで調べてGMらしき方に上記の内容を踏まえて改善の申し入れをメールをしてみました。
いまだに一切返信はありません。

 

自分のクラスの先生はとても良い方で、授業のカリキュラムもしっかり考えて遂行しているのがよくわかります。クラスメイトもみんな良い子です。
コースのプログラム内容自体には概ね満足しています。

 

しかしながら、こんな状況ではとても信頼できる会社と思えません。

現在は、この学校で勉強しながら転校先を検討しているところです。中には、社会人専用のコースもあり、そこと迷って最終的にこっちにしてしまったので、また進捗があり次第更新していきます。

これから留学を考えている皆さんには、ぜひ、徹底的に調べて、質問して、納得できるまで確認することをオススメします!